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「地域活性化」と「人と人との繋がり」大切に、成徳Challenge Cupが4年ぶりの開催!

成徳深谷高サッカー部が主催、運営を行い、小学校5年生から6年生を対象としたイベント「第6回成徳Challenge Cup」が13日、仙元山公園陸上競技場及び多目的グラウンドで行われた。

同大会は「No.1への挑戦」と「愛されるチーム」を掲げる成徳深谷高サッカー部が「愛されるチーム」を目指すにあたり、サッカーを通した世代を超えた交流による地域の活性化と、選手には人と人との繋がりを大切にしてほしいとの考えから取り組みのひとつとして2015年度からスタート。ここ3年はコロナ禍で実施が見送られていたが、今年4年ぶりに開催の運びとなった。

参加チームのほとんどは現所属部員の出身チームだ。選手たちそれぞれが出身チームの担当として子供たちをサポート。同大会を経験した部員も多くおり、1年生のキャプテンを務める白川成夢は、コロナ以前最後の大会となった2019年の第5回大会に熊谷FC大里の一員として参加。「怪我をした時に(高校生に)アイシングを教えてもらった」と明かし、「(運営側に回ってみて)交流もできて、仲良くなれましたし、楽しかった。こういう経験は必要だと思う」と話した。

今年は過去最多の34チームが出場し、熱戦を繰り広げた中でプライドFCが優勝。大会MVPには優勝を決めるゴールを奪った須賀奏都が選ばれた。現段階では中盤やディフェンスも含めてさまざまなポジションで適性を探っている中で今大会はトップでプレー。「フォワードで自分で点を決めて勝てたのはすごく良かったと思う。(決勝戦のゴールは)角度がないところからだったので難しそうだったけど、打ち切って、優勝に導けたので良かったです」と笑顔を見せた。

また、大会得点王の今井叶汰(上尾NEO)がベストFWに、渡辺夏倫(ラホージャ)がベストMF、橋本奏祐(プライドFC)がベストDF、石川心暉(HFC)がベストGKに選ばれている。

石黒登(取材・文)

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