自分がコーナーキックがこぼれてきたボールを反応したんですが、練習からきたボールは思いっきり打っていいと言われていて、シュートは撃つという意識がありました。最初は右足で撃とうと思ったのですが、フリーだったのでそのまま左足を振り抜いたら決まりました。左足はあまり得意じゃないんですけど、練習の時に左足の練習もしておこうと右、左でのシュート練習を今年度は特に意識してやってきたので、それが出せて良かったです。
―左で撃つシーンが多かったと思うが
効き足は右なので右で蹴りたいということがあるんですけど、右足で撃った時に相手が食いつくので、そこの逆をつけるので、左足のシュートも練習をしていたので、それが試合で出せたかなと思います。三苫選手、エムパぺ選手がよくやるようなプレーを参考にしていて、練習をしていました。ワールドカップを見ていて右でもって切り返して相手のギャップをつくのが上手で、自分には足りないなと感じて、それを良い所を吸収して、この大会に向けての練習でも試していました。津久井を相手に何度も試して、対応されるシーンはあったんですけど1回は成功したかと思います(笑)
―2点目は逆襲からだった
ベンチからは行くな行くなという声があったんですけど(笑)リスクを考えてどうするかという所で、パスを出した風河(伊藤)から行っちゃえという声が聞こえて、これは行っちゃおうかなと思っていきました。あの場面はいつも練習をしているので、得意な形が出せて得点に繋がって良かったです。
―あのようなシーンは2回目だったと思うが
意識はしていないですけど、1回目よりフリーで撃てたので、余裕があったのでシュートが良かったと思います。
―チームの2点目はアシストをしたが
相手のボランチの横辺りが空いているなと感じたので、そこに入り込んで受けられればフリーで前を向けると途中から意識をしていて、イメージ通りボールを受けられて、風河(伊藤)に一度当ててもう一回自分がというイメージもあったんですけど、風河(伊藤)が振り抜いてくれて、それが入ってくれたので良かったです。
―初戦に強い所が見せられたのでは
1年生の時はほぼ、ごっつあんゴールだったので(笑)ただ、点を獲るという意識はずっとあったので、それが形になったかなと思います。インターハイもそうですけど、全国大会になると点を獲りたいというのがあって、自分の中で点を獲りたいと思いすぎるとプレーが固くなってしまうので、今大会は得点王も狙いたいですけど、チームのために頑張るということを思っていて、まずはチームが勝つことが最優先なので、点よりもチームが勝つことを意識しています。
―大宮サッカー場はゲンがいいのでは
思い入れは強くて一年生の時も点を獲っていますし、そういうのがあるので同じ場所で決められて良かったです。
―今年は優勝を狙えると思える部分はこのチームでどこに感じているか
リーグ戦、シーズンを通しても公式戦では2回しか負けていなくて、負けないという勝負強さがこのチームにはあると思うので、負けそうでも引き分けに持ち込んだり、そういうことがみんなの自信につながっていると思います。