「第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」は20日、ラウンド16を実施。初の全国で快進撃を見せるクラブ与野(関東12)はFC東京U-15むさし(関東8)と激突した。
FC東京むさしは関東予選のラウンド16で対戦。その際も好ゲームを見せていたが、前半早々に負った失点が響いて0-1と惜敗しており、選手たちにとっても再戦を熱望した相手だった。
前半はシュート0本に終わったが、粘り強くゲームを進めると試合が動いたのは47分。MF冨山亜斗夢、MF関口昇佑と繋ぐと、FW植田貴士がワンタッチで今大会2点目となるゴールを決めて先制。これが決勝点となり、リベンジを果たした。なお、8強進出は街クラブでは唯一。
準々決勝の相手はサガン鳥栖U-15(九州1)。ラウンド32では浦和レッズジュニアユース(関東10)が2-4で敗退、昨年も冬の全国大会である高円宮杯決勝でFC LAVIDAが破れるなど、ジュニアユース界の“ラスボス”とも言われる強敵だが、快進撃の勢いに乗って撃破を目指す。
試合結果
FC東京U-15むさし 0-1 クラブ与野
植田貴士(47分)