関東中学校サッカー大会(9日/山梨県、富士北麓公園陸上競技場)。埼玉県代表のさいたま東浦和中(第1代表)が敗者復活最後の一枠を勝ち取り、8年ぶりとなる全国大会出場を決めた。
東浦和は初戦、栃木東陽中(栃木第2)に快勝。2回戦の駒場東邦中(東京第2)戦もMF安藤大翔(3年)の2発、DF中川世南(3年)のゴールで一時3-0としたが、その後5得点を奪われて敗者復活戦に回っていた。敗者復活1回戦は藤沢鵠沼中(神奈川第1)に0-3で敗れた。
最後の1枠をかけた市川第三中(千葉第1)戦は前半15分、FW柿﨑一歩(3年)のPK弾で先制。さらに30分には安藤もPKを決めて突き放す。安藤は今大会4ゴール目。そのまま2-0で締めて、柏悦郎監督(現SFA専務理事)が率いた2014年以来の全国出場を果たしている。
埼玉からは4強に進出したさいたま南浦和(第2代表)も3年ぶり2度目となる全国へ。2校が出場する「第53回全国中学校サッカー大会」は17日から22日にかけて山形県で行われる。
試合結果
市川第三中 0-2 さいたま東浦和中
柿﨑一歩(15分)、安藤大翔(30分)