サガン鳥栖は27日、国士舘大FW梶谷政仁の来季加入が内定したことを発表した。
埼玉県出身の梶谷はACアスミを経て、高校年代は正智深谷高でプレー。2年時には全国高校サッカー選手権で得点を記録するなど8強入りに貢献、3年時は主将も務めた。当時から身体の強さや懐の深いドリブルに加え、足下の技術も兼ね揃えるなど、総合力の高いFWだった。
立正大では1年時から出場機会を得た梶谷だが、「明治とかのプレッシャーの中で戦えなかった。もう2年時に1年間試合に絡めなくてもいい」という覚悟で筋トレを行い、その結果体重は7キロ増加と肉体改造にも成功。クラブは「空中戦に強く、ボールキープやゴール前の技術に優れたFW。守備でも献身的な姿勢でハードワークを続ける選手」と紹介している。
なお、2017年の正智深谷からは先に発表された立正大DF孫大河に続いての鳥栖内定となった。
梶谷はクラブの公式サイトを通じ、「この度、サガン鳥栖に入団することになりました、国士舘大学の梶谷政仁です。サガン鳥栖という素晴らしいクラブでプロサッカー選手のキャリアをスタート出来る事、大変嬉しく思います。今まで支えてくれた家族をはじめ、サッカー人生に関わってくれた全ての人に感謝をし、結果で恩返しできるように全力で闘います。駅前不動産スタジアムでファン、サポーターの皆様とお会いできるのを楽しみに、頑張りたいと思います。サガン鳥栖のファン、サポーターの皆様、応援よろしくお願いします」とコメントしている。
梶谷 政仁(かじや ゆきひと)
■ポジション
FW
■生年月日
2000年3月9日(21歳)
■身長/体重
181cm/81kg
■出身地
埼玉県
■経歴
アストロンFC→ A.C.ASUMI→正智深谷高→国士舘大