インターハイ東京予選準決勝が22日に行われ、國學院久我山が4ー2で駒澤大高を振り切り2年連続10度目の全国大会出場を決めた。1FC川越水上公園出身のMF大窟陽平は2シャドーの一角としてスタメン出場、延長戦では自らもゴールに迫るなど、チームの勝利に貢献した。
この日は仕掛けの部分や配球などで高い技術を発揮。それでも本人は「もっと相手を引き寄せてラストパスだったり、もっと自分の色を出したい」。また、得意とするターンからの決定的なパスに加えて「もっとシュートを意識したい」と、点の取れるシャドーへの進化を誓った。
決勝を控える埼玉予選について話を振ると「西武台とやってみたいですね」。1年上の佐野慧至や同学年の寺川洋人ら、かつての仲間が多く在籍する西武台との全国での対戦を希望した。
石黒登(取材・文)