吉見エスカーラFC

ヨシミ エスカーラ エフシー

活動拠点思いやり広場(エスカーラFC専用グラウンド)、吉見ふれあい広場、吉見町B&G体育館
練習日火曜日(18:00〜20:00)木曜日(17:00〜19:30)土曜日・日曜日(9:00〜12:00、ほか練習試合)
HPアドレスhttp://escala.seesaa.net

吉見町を中心に、坂戸市、東松山市、北本市、鴻巣市、熊谷市などから集まった子供たちで構成される吉見エスカーラFC。少子化の影響もあり、現在全学年合わせて18人と団員は少ないですが、なでしこリーグで活躍する先輩たちを目指し、今日も元気いっぱいに活動しています。

今年は小学6年生が0人という状況の中、県大会でベスト4入りを果たし、埼玉県第4代表として関東大会に出場。結果は2勝2敗1分(グループ4位)と、目標としていた3勝には手が届きませんでしたが、身体が大きい相手に対してもひるまずに仕掛けていく姿が印象的でした。

それはひとえに同クラブが目指しているスタイルに起因しているといいます。チームをまとめる中村安男代表は、吉見町サッカー協会会長を務めるほか、昨年までは県の技術委員長(今年から顧問)、そして県選抜の監督という立場で県内の少女サッカー指導にあたってきました。

その際に徹底してきたというのが個人の部分です。「攻撃時にドリブルとパスを選択できる場面がきた時には、迷わずドリブルを選択しなさいと指導してきた。それは吉見エスカーラでも変わりません。身体が小さい5年生のチームで6年生の中で戦えたこと、その結果関東大会に出場できたというのはそういう部分もあると思う」と中村代表。

ちなみにチーム名のエスカーラには、「一歩一歩頂点を目指す」という意味が込められています。今年を経験した5年生たちが、来年さらなる成熟を経て、チームとしてどのような一歩を踏み出すのか。2年連続の関東大会出場、そしてその先の躍進を含めて、今から楽しみです!

尚、吉見エスカーラFCでは、ホームページなどを通じて随時メンバーを募集しています。これからサッカーを始めたいと思っている初心者、すでに男子チームに所属している女の子も大歓迎! 詳しくは上記HPアドレスよりメンバー募集の欄をご確認ください。

石黒登(取材・文)